日本車の燃費達成率は、〇%!

昨日勤務中、暇つぶしに日経ビジネスを読んでいると、興味深い記事があった。
内容は、購入して実走した場合、TVやカタログでうたっている燃費値の6割り程度の燃費であると書いてあった。
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ただし、決してユーザーを騙しているわけではなく、カタログに掲載するべき国土交通省が定める基準「10・15モード」で測定されたものをCMで言ったり、カタログに書いているだけらしい。

では、「10・15モード」とは?
ローラーのついた測定器で決められた速度や順序で速度を上げたり決まった時間で加速したりするとの事。しかもエアコンはOFF状態で行うとの事で、実際の走行とはかけ離れた方法。
また、ゆっくり加速したり、ブレーキを掛けたりすることで、ドライバーは燃費が向上する様に注意深く運転するとの事。

ではでは、上記の表にある実燃費とは?
約40万の一般ユーザーが携帯などで走行距離、給油量を入力し実燃費の情報を交換し合う、e燃費という情報サイトでの数値で、現実値に一番近いとされている。

ちなみに海外ではどうか?
上記表を見る限り大きな差が見えない。 
アメリカでは、米環境保護局(EPA)の基準(高速走行・エアコンON・短時間での加速)で実走行に近い測定をしているとの事。
なので、日本のプリウスの燃費は38Km/ℓだがアメリカでは21.3km/ℓ。欧州では25km/ℓと表示されている。

日本でも10・15モードでは問題があるとし、Jc08モードと言う実走に近い基準を今年4月以降にカタログ記載するとの事。

ただし、それで日本車の燃費が悪いという事ではなく、記載基準の悪さの問題であり、日本車は世界での高燃費車には間違いない。
という記事だった。

なんで、購入予定の方、CMの燃費をその通りと思い込まないで、購入しないと後で、違う~~なんて事になりますよ。

ちなみに、我が家のアウディはカタログ値11.2km/ℓ。
実走では市内 10km/ℓ  長距離 14km/ℓ。
確かに、達成率は89%だった。